メニュー

ふくらみができる

これらの病気がよくみられます

いぼ(尋常性疣贅)

イボとは皮膚から盛り上がってできる小さなできもののこと。さまざまな皮膚の病気の可能性が考えられますが、一般的にイボと呼ばれるものはウイルスが感染してできたできもので、専門的には「尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい」と呼ばれます。首回りにできるイボは、軟線維腫という皮膚の良性腫瘍であることが多いです。

そのほかイボと呼ばれるものには、子どもに多く見られる「伝染性軟属腫(いわゆる水イボ)」や、加齢とともに増えていく「老人性疣贅」などがあります。イボはできても痛みや痒みなどを感じないことが多いです。ただし、中にはイボのように見えても、悪性黒色腫など悪性腫瘍の初期症状のことがあるので注意が必要です。

粉瘤(ふんりゅう)

皮膚下に袋状構造物が生成され、その袋の中に本来は皮膚から剥がれ落ちるべきあかや皮脂がたまってしまうことでできた腫瘍の総称。

粉瘤は一般的に「しぼうのかたまり」と呼ばれることもありますが、実際には脂肪の塊ではありません。本当に脂肪細胞が増殖してできた塊は脂肪腫と呼ばれ、まったく異なるものです。体中のさまざまな箇所に生じる可能性がありますが、背中・頬・耳たぶなどにできることが多いといわれています。半球状で中央付近に黒っぽい開口部が見られることもあります。粉瘤の多くは表皮嚢腫と呼ばれるタイプですが、その他にも多発性毛包嚢腫・外毛根鞘性嚢腫などの種類が存在します。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME