乳児(脂漏性)湿疹
乳児期(0~1歳)にできる皮膚炎の総称です。
乳児は一般的に肌のトラブルが多い傾向があります。
代表的な理由としては、①皮膚が大人より薄く、外部からの刺激を受けやすい。②生後2~3力月までは皮脂が多く、それ以降は皮脂が減って乾燥しやすくなる。という皮膚のバリア機能が成人と比較して弱いことによるものです。
ただし、乳児湿疹は、小児アトピー性皮膚炎の初期段階である場合を考えておかなければなりません。
また、生後まもなくの皮脂が多い時期に発生する、自然と軽快していく、乳児脂漏性皮膚炎という湿疹や、新生児ざ瘡というニキビ発疹との区別も大切です。
乳児脂漏性皮膚炎と新生児ざ瘡は妊娠中おなかの中に赤ちゃんがいたときに母体から移行したホルモンの影響が残っていて皮脂の分泌が活発なために起こります。
- 院長
- 生垣 英之
- 診療内容
- 一般皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科
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