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膿が出る

これらの病気がよくみられます

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。アトピー性皮膚炎では、皮膚の“バリア機能”(外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能)が低下していることが分かっています。そのため、外から抗原や刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、アレルギー性の炎症を引き起こします。また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことによりさらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

伝染性膿痂疹(とびひ)

細菌が皮膚に感染することでできる病気。皮膚の一部にできた水ぶくれやただれをかきむしった手を介し、水ぶくれやかさぶたが全身に広がる様子が家事の火の粉が飛び火する様子に似ていることから、とびひとも呼ばれます。

黄色ブドウ球菌や化膿連鎖球菌(溶連菌)、A群ベータ溶連菌の作る表皮剥脱毒素(菌体外毒素)が原因。水疱性膿痂疹と、皮膚の一部に膿をもった水ぶくれ(膿疱)ができて厚いかさぶたになる痂皮性膿痂疹の2種類があります。水疱性膿痂疹は主に7歳未満の乳幼児が夏季にかかることが多いです。痂皮性膿痂疹は季節・年齢に関係なくかかるため、大人でもかかることがあります。アトピー性皮膚炎など、もともと皮膚が荒れている人に多く発症します。

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