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帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスによる皮膚の病気で、帯状疱疹は水痘になった人に起こります。

初感染時にウイルスは神経節に潜伏し、その後、過労や免疫力低下などで再活性化します。

ウイルスが知覚神経を伝わり、神経の分布領域の皮膚に帯状の疼痛を伴う発疹と水膨れが現れます。

 

いけがき皮膚科You Tubeでも、帯状疱疹のお話をしています。

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症状

発疹が現れる1週間前より神経痛に似た痛みが生じます。その後、神経の流れに沿って帯状に虫刺され様の発疹ができ、やがて水膨れとなります。

約2~3週間でかさぶたとなり治癒します。中には治療後も疼痛が持続する帯状疱疹後神経痛を残す人もいます。

診断

特有の皮疹と血液中の水痘・帯状疱疹ウイルス抗体価が上昇することで診断はつきます。

また発疹部からウイルス性巨細胞、水痘・帯状疱疹ウイルス抗原を証明する場合もあります。

治療

抗ウイルス薬の内服が一般的です。

疼痛治療では非ステロイド系消炎鎮痛薬、副腎皮質ステロイド剤の内服を同時に行い、疼痛が強い場合、神経ブロックを行います。

生活指導

免疫力が低下して生じるため、ほどよい安静が必要です。また、予防のために50歳以上ではワクチン接種をお勧めます。

 

帯状疱疹予防接種についてはこちら

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