GLP-1について
― 新しい選択肢で、健康的な体重管理を ―
GLP-1とは?
GLP-1は、アメリカで開発された糖尿病治療薬です。
GLP-1とGIPという2つのホルモンに作用し、血糖のコントロールと食欲の抑制を同時にサポートします。
近年では、体重管理や肥満治療の補助としての活用にも注目が集まっており、医師の管理のもとで安全に使用することが大切です。
このような方におすすめです
- 体重増加を健康的に改善したい方
- 食欲コントロールが難しいと感じている方
- ダイエットを何度もリバウンドしてしまった方
- 内臓脂肪の増加が気になる方
- 糖尿病の管理と同時に体重も減らしたい方
期待できる効果
- 食欲の自然な抑制
- 胃の食物の排出をゆるやかにして満腹感を持続
- 血糖コントロールの改善
- 体脂肪(特に内臓脂肪)の減少
※効果には個人差があります。
副作用
- 消化器症状(吐き気、食欲不振、便秘、下痢、胃の不快感、腹部膨満感、(多くは数か月で軽快します)
- 低血糖症状(冷汗、頭痛、空腹感、けいれん、意識消失(特に過度に運動や食事制限時))
- 重篤な副作用(膵炎、腸閉そく、胆のう症、急性腎障害、アナフィラキシーショックなど)
- 注射部位反応:内出血、赤み、腫脹、硬結、かゆみなど
治療の流れ
- 初診とカウンセリング
医師が体調や既往歴を確認します - 処方開始
・初回は2,5mgを週に1回、4週間を自己注射もしくはクリニックでの投与(看護師施術の場合、手技料3,300円が別途かかります)
・体調に問題がなければ5mgに増量します。 - 経過観察(処方ごと)
・体調や副作用の確認
・必要に応じて用量調整
・推奨される治療期間はまずは3か月、目標体重までの到達には6か月~1年が目安です
禁忌
以下に当てはまる方は処方ができません。現在治療中の病気がある場合は主治医にご相談ください。

- 18歳未満70歳以上の方
- 妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある方
- 糖尿病・膵炎・甲状腺疾患・腎機能障害・腸閉そくの既往のある方
- BMIが20以下の方、体脂肪率が15%未満、女性25%未満の方
BIM早見表はこちら→BMI早見表 - 摂食障害、精神疾患のある方
- 抗血小板薬、抗凝固薬、ピル、ワーファリンなどを服用中の方
- 極端な食事制限中または、低栄養状態の方
- 重度のアレルギー歴のある方高所作業従事者
※上記に該当する情報の申告漏れがあった場合、当院では一切の責任を負いかねます。
使用上の注意

- 針が出ていない場合家庭ごみで処理できます(古河市は可燃ごみ)
- 注射薬は一部ガラスでできているため、取り扱いに注意してください
- 使用済みの注射器は針がでているか確認してください。注射器は使用後に針が自動で格納される安心設計になっています。収納されている針には触れず、しっかり蓋のできるかたい容器(牛乳パックや薬の空き容器など)に入れさらにゴミ袋に入れてください。もし針が出ていたら医療用廃棄物となりますので、一般ごみには出さず、かたい容器に入れ当院にご持参ください
- 冷蔵保存が原則です。室温(30度以下)では21日間保管可能です
- 薬は他人に譲渡、販売しないでください(薬事法違反となります)
- 治療中は低血糖になる恐れがあるため、無理な絶食は避けてください
※価格は予告なく変更になる場合があります。
よくあるご質問(Q&A)
Q. 副作用はありますか?
主な副作用として、吐き気・便秘・胃もたれ・倦怠感などが報告されています。ほとんどは軽度ですが、重い症状がある場合は速やかにご相談ください。
Q. 誰でも使えますか?
A. 妊娠中・授乳中の方、特定の持病がある方には使用できない場合があります。必ず医師による診察が必要です。
Q. どのくらいで効果が出ますか?
A. 個人差はありますが、数週間~数ヶ月で体重や食欲に変化を感じる方が多いです。無理な減量ではなく、健康的なペースを目指します。
当院での安心ポイント

- 医療機関での医師処方で安心
- 無理のないペースで、健康的な美しさを目指す治療方針
料金表はこちら
- 院長
- 生垣 英之
- 診療内容
- 一般皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科
- TEL
- 0280-31-1217
※自由診療予約はweb予約をご利用ください - 住所
- 〒306-0003
茨城県古河市緑町54-33 - 最寄駅
- JR宇都宮線古河駅