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乾癬・白斑の治療

乾癬

乾癬とは、急激にうろこ状の斑点が増えていく症状のことです。皮膚が赤くなって盛り上がり(紅斑)、徐々にその表面が銀白色の細かいかさぶたで覆われ、やがてそれがフケのように剥がれ落ちていくというのがよく見受けられる症状です。かゆみは約半数の患者様に現れます。

また、紅斑の大きさや数、形などは様々で、発疹が癒合して大きな病変を形成することもあります。紅斑のできやすい部位は、頭部、肘・膝、臀部、下腿などです。なお、乾癬にはタイプがいくつかあり、上記の症状が見られる疾患は尋常性乾癬と呼ばれ、全乾癬患者の9割以上を占めています。青壮年期(16~50歳くらい)に発症することが多いのも特徴です。

発症する原因については、免疫異常との関係や遺伝的なところから何か環境要因が加わって発症するといったことが考えられていますが、まだ完全には解明されていません。なお、人にうつるような感染症ではありません。

このほか尋常性乾癬以外の乾癬のタイプには、爪の変形や関節炎を伴う関節症性乾癬、全身に発疹が見られる乾癬性紅皮症、喉が痛んだ後(扁桃炎)に雨滴状の小さな乾癬皮疹ができる滴状乾癬、重症の汎発性膿疱性乾癬などがあります。

尋常性乾癬の治療

尋常性乾癬は慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返すので、完治のための治療法というのは完全に確立しているわけではありません。そのため、様々な治療法というのが現状では存在しています。

当院で行っている光線療法

 

白斑

皮膚の色は多くの場合、表皮の中に含まれるメラニン顆粒の量に応じて変化し、このメラニン顆粒は皮膚の一番底にあるメラノサイトという細胞でつくられます。このメラノサイトが何らかの原因で壊されてしまい機能が低下してしまうと、メラニンの産生が極度に低下もしくは消失するようになり、皮膚の色が部分的に白く抜けるようになります。これを尋常性白斑と言います。

この尋常性白斑の原因については、完全に解明されておりませんが、過度のストレスなどによる自己免疫異常によるメラニンの破壊などが考えられます。なお、白斑については見た目の問題以外の症状はありません。

白斑の治療について

当院は尋常性白斑の治療につきましては、外用剤やNB-UVB(ナローバンドUVB)療法(光線療法)を行います。

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