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帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスによる皮膚の病気で、帯状疱疹は水痘になった人に起こります。

初感染時にウイルスは神経節に潜伏し、その後、過労や免疫力低下などで再活性化します。

ウイルスが知覚神経を伝わり、神経の分布領域の皮膚に帯状の疼痛を伴う発疹と水膨れが現れます。

 

いけがき皮膚科You Tubeでも、帯状疱疹のお話をしています。

院長ブログ 帯状疱疹について

 

2025年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が、定期接種の対象になりました。
詳しくはこちら(厚生労働省公式ホームページにリンクしています)

症状

発疹が現れる1週間前より神経痛に似た痛みが生じます。その後、神経の流れに沿って帯状に虫刺され様の発疹ができ、やがて水膨れとなります。

約2~3週間でかさぶたとなり治癒します。中には治療後も疼痛が持続する帯状疱疹後神経痛を残す人もいます。

診断

特有の皮疹と血液中の水痘・帯状疱疹ウイルス抗体価が上昇することで診断はつきます。

また発疹部からウイルス性巨細胞、水痘・帯状疱疹ウイルス抗原を証明する場合もあります。

治療

抗ウイルス薬の内服が一般的です。

疼痛治療では非ステロイド系消炎鎮痛薬、副腎皮質ステロイド剤の内服を同時に行い、疼痛が強い場合、神経ブロックを行います。

帯状疱疹はワクチンで予防ができる病気です!

帯状疱疹予防接種についてはこちら

いけがき皮膚科のある茨城県古河市では、帯状疱疹予防接種費用の一部助成が令和6年4月1日から開始予定です。

詳しくはこちら(茨城県古河市の公式ホームページにリンクしています)

生活指導

免疫力が低下して生じるため、ほどよい安静が必要です。また、予防のために50歳以上ではワクチン接種をお勧めます。

 

Q&A

Q. 主な症状は何ですか?

A. 初期症状として、皮膚のヒリヒリやチクチクとした痛みやかゆみが現れます。その後、赤い発疹や水ぶくれが体の片側に帯状に出現します。特に上半身に多く見られます。

Q. 原因は何ですか?

A. 子どもの頃に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが、免疫力の低下により再活性化することで発症します。加齢やストレス、疲労などが引き金となることがあります。

Q. どのような治療法がありますか?

A. 抗ウイルス薬の内服が主な治療法です。症状に応じて、痛み止めや外用薬が併用されることもあります。早期の治療開始が重要です。

Q. 帯状疱疹は人にうつりますか?

A. 帯状疱疹自体は他人にうつりませんが、水疱の中のウイルスが接触により水ぼうそうとして感染する可能性があります。特に免疫力の低い方や妊婦、小児は注意が必要です。

Q. 予防方法はありますか?

A. 帯状疱疹ワクチンの接種が有効です。50歳以上の方には、ワクチンが推奨されています。

Q. 帯状疱疹後神経痛とは何ですか?

A. 帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、痛みが持続する状態を指します。神経が損傷されることで起こり、治療には時間がかかることがあります。

Q. 再発することはありますか?

A. 帯状疱疹は再発することがあります。特に免疫力が低下している場合や高齢者では再発のリスクが高まります。予防接種が再発予防に有効です。

Q. お風呂に入っても大丈夫ですか?

A. 水疱が破れていない場合は入浴しても問題ありませんが、清潔を保ち、患部をこすらないよう注意が必要です。水疱が破れている場合は、感染拡大を防ぐために医師の指示に従ってください。

Q. どのような人が発症しやすいですか?

A. 50歳以上の方や免疫力が低下している方、ストレスや疲労が蓄積している方が発症しやすいとされています。日本人の約3人に1人が一生のうちに帯状疱疹を経験すると言われています。

院長
生垣 英之
診療内容
一般皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科
TEL
0280-31-1217
※自由診療予約はweb予約をご利用ください
住所
〒306-0003
茨城県古河市緑町54-33
最寄駅
JR宇都宮線古河駅

診療時間

診療時間
9:30~13:00
14:30~18:30

▲:土曜午前の診療時間は、9:00~13:00
★:土曜日午後は、14:00~17:30(完全予約制)の手術、レーザー治療
※受付開始は、診療開始30分前(平日は9:00から、土曜日は8:30からです。)
※最終受付は終了時間の15分前となります。

休診日 木曜 日曜日 祝日

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