にきび

ニキビとは

にきびは、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりなどが原因で起きるとされる皮膚疾患で、皮膚の分泌が多い部位、具体的には顔、胸、背中といった箇所によく現れます。

発生の原因は完全に解明されてはいませんが、ホルモンの乱れやストレス、乾燥肌、毛穴の汚れ、アクネ菌の繁殖、睡眠不足などが考えられています。
思春期特有の症状と思われがちですが、成人になっても不規則な生活などが続くとにきびは出やすくなります。

にきび発症の仕組みですが、皮脂は過剰に分泌されると毛穴に留まるようになります。これが次第に面皰(めんぽう)と呼ばれる状態になります。
するとにきびの元となるにきび菌(アクネ菌)は、それを栄養源にしてどんどん増殖するようになります。
これが増殖した状態になると膿を含んだ赤いブツブツ(いわゆるにきび)ができるようになるのです。
さらに症状を悪化させると袋状のしこりや痕が残るようになります。
いけがき皮膚科You Tubeでニキビについてもお話しています!!↓↓
治療について
ニキビの治療は自費診療も行っていますが、基本的に保険診療で行うことが出来ます。
症例によっても異なりますが、まずは余分な脂肪や汚れ、細菌を除くため、定期的に洗顔します。
日常生活を過ごす際には、睡眠をしっかりととり、バランスの良い食事を心がけ、ストレスはためず、便秘なども予防します。

その上で、通常の内服薬(抗菌剤、ビタミン剤、漢方など)や外用剤による治療を行っています。
保険診療で処方される主な外用薬につきましては以下の院長ブログにてご説明しております。
2024年8月よりイソトレチノインの治療を開始いたしました。

ディフェリンについてはこちら

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デュアックについてはこちら

エピデュオについてはこちら
ピーリングについて
当院で取り扱いのあるサリチル酸マクロゴールピーリングはにきび治療に効果的です。繰り返すことでニキビの出来づらい肌を保つことも可能です。
ニキビの漢方治療
漢方薬の飲み薬も提案する事があります。
漢方薬も症状(赤ニキビ、白ニキビなど)に応じて選択します。
保険適応で処方する事が可能です。体質や症状にあわせて、漢方薬を処方します。良く提案する薬は、十味敗毒湯、清上防風湯、荊芥連翹湯、桂枝茯苓丸などです。


その他のにきび治療について
上記の治療法以外にも当院では、症状別に複数の治療方法をご提案しております。いずれの治療法にしても根気よく治療を続けることが大切ですが、当院は患者様が安心して治療に臨められるようしっかりしたサポート体制に努めることをスタッフ一同で共有しております。お気軽にご相談ください。

Q&A
Q. ニキビはなぜできるのですか?
A. ニキビは、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖などが原因で発生します。ホルモンバランスの乱れやストレス、睡眠不足、乾燥肌なども影響します。
Q. ニキビは自分で潰しても大丈夫ですか?
A. 自分でニキビを潰すと、炎症が悪化したり、痕が残る可能性があります。医師の指導のもと、適切な処置を受けることをおすすめします。
Q. どのような治療法がありますか?
A. 当院では、内服薬(抗菌剤、ビタミン剤、漢方薬)や外用薬の処方、ピーリングなど、症状に応じた治療を行っています。
Q. 漢方薬による治療は可能ですか?
A. はい、可能です。症状や体質に応じて、十味敗毒湯、清上防風湯、荊芥連翹湯、桂枝茯苓丸などの漢方薬を処方いたします。
Q. 保険診療で治療を受けられますか?
A. はい、当院では基本的に保険診療でニキビ治療を行っています。症状や治療内容によっては自費診療となる場合もありますので、詳しくはご相談ください。
Q. 予防のために日常生活で気をつけることはありますか?
A. 睡眠をしっかりとり、バランスの良い食事を心がけ、ストレスをためないようにしましょう。また、適切な洗顔やスキンケアも大切です。














