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ほくろ・いぼ(レーザー治療)

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)で除去

当院では、ほくろといぼの治療については、炭酸ガスレーザーによる切除も行っています。

主に炭酸ガスレーザーを患部に照射するわけですが、ほとんど出血することもなく除去することができ、傷痕も残りにくい治療法として知られています。

なおレーザー治療による切除が、同施術を希望する患者様にとって適切か否かは、ダーモスコピーなどの機械を使用し日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医の院長が判断します。

ダーモスコピー

ほくろいぼ

ほくろとは

メラノサイトと呼ばれる色素細胞が皮膚の一部に集まったのがほくろで、医学用語では、色素性母斑や母斑細胞性母斑と呼ばれます。

悪性腫瘍(メラノーマなど)との鑑別が大事です。

そのため、ほくろの一部は、盛り上がった部分を病理検査に提出し、残った部分を炭酸ガスにて切除する保険診療での加療となる場合があります。(その場合1個あたり、3割負担で9,000円ほどです。)他のほくろについては保険適用外、いわゆる自由診療となります。

 

炭酸ガスレーザーでのほくろ切除の場合、その前に痛みを軽減するべく局所麻酔を行います。

その後施術となり、ほくろへ向けて同レーザーを照射します。

このレーザー光は、水によく吸収される特性があり、組織への侵襲(ダメージ)が少ないので、出血をあまりすることなく除去することができ、傷痕も残りにくい治療法です。

処置時間はおよそ5~15分ほどです。

なお、施術が1回で終わることは稀です。

1個のほくろ自体が大きかったり、深部にまで色素細胞が残っている場合は、皮膚への負担も考慮しながら行いますので、複数回(2~3回ほど)の通院が必要となります。

治療は色素が完全になくなったら終了となります。

ホクロについての院長ブログはこちら

 

料金(自由診療1回あたり)

ホクロ料金表

 

施術後の注意点

治療(切除)後は患部が窪んだような状態になり、赤みなども見られます

これらの症状がなくなるまで1ヵ月ほどかかります。赤みについては、3ヵ月ほどかかることもあります。

当院では少しでも傷をきれいにするため、茶色のテープ(被覆材)を推奨しています。

 

症例写真

ホクロ除去ビフォーアフター

ホクロビフォーアフター

上写真がビフォー(照射前)下写真がアフター(照射2カ月後)です。

同じ照度で撮影しております。

副作用:再発の可能性、麻酔注射時の痛み、照射後の炎症

 

 

いぼとは

いぼは医学用語で疣贅(ゆうぜい)と呼ばれます。

主な種類にヒトパピローマウイルス(HPVウイルス)に感染することで発症する尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)や皮膚の老化や紫外線が原因で皮膚細胞が増殖して隆起する老人性疣贅(脂漏性角化症)や首いぼと言われる軟線維腫などがあります。

いぼの治療は、液体窒素による凍結療法を行いますが、老人性疣贅や首いぼなどは短期間にとりたい場合やきれいにとりたい場合は炭酸ガスレーザーにて自由診療で行います。

 

施術では、最初に局所麻酔を行うことで痛みを軽減させます(小さないぼについては麻酔を行わないので、施術中に痛みが出ることもあります)。

そして患部にレーザーを向けて焼灼し、炎症を止める外用剤を塗ったり茶色のテープを貼ったりしたところで終了となります。

レーザー治療なので出血は少なく、いぼの部分以外の組織を傷つけずに治療を行えるので傷痕も残りにくいです。

治療時間については、ほくろとほぼ同じです。

 

料金(自由診療1回あたり)

老人性疣贅1~5mm3,850円、5~10mm6,050円(複数の場合は、相談して値段を決めます。)
軟線維腫(1~2mmの小さいもののみ対応、20個まで8,580円20個以上は相談。大きいものは手術になります。)

 

施術後の注意点

施術後は、傷になりますが1週間程度カサブタになります。これは自然にとれるようになりますが、多少の陥没や赤みが見られることもあります。その後3~6ヵ月ほどで皮膚表面がほぼ平らになり、治療跡が目立たないようになることが多いですが、跡は残ります。なお照射後の炎症が引いた際に、一部組織が残っているのであれば再照射を行います。

 

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