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【皮膚科医が警告】冬の肌トラブルを減らすために控えてほしいし食べ物3選。乾燥肌・赤み・ニキビが悪化する冬の食事

[2026.01.18]

冬になると、こんな肌トラブルの患者さんが増えてきます。『どれだけ保湿してもかゆい』『気づいたら粉をふいてる』『唇がバリバリに荒れて痛い』こういうお悩み、毎日のように聞きます。もしかしたら、皆さんの中にも心当たりがある方、多いんじゃないでしょうか。実はですね…冬の肌荒れって、スキンケアだけでは防ぎきれないことが多いんです。もちろん、保湿はめちゃくちゃ大事なんですけど、それだけでは追いつかない場合があるんですね。というのも、冬って気温も湿度もグッと下がりますよね。そのせいで肌のバリア機能が弱りやすい季節なんです。つまり、肌が“外からの刺激にめっぽう弱くなる”時期なんですね。そんなタイミングで、実は体の内側から肌に悪さをしてしまう食材をとってしまうと…乾燥やかゆみ、ニキビ、赤みといったトラブルが、一気に悪化することがあります。「最近、なんか肌の調子が悪いな…」と感じている方。実はそれ、食事が原因の一つになっているということも少なくないんです。今日は、皮膚科医の立場から、「冬にちょっと控えてほしい食材」ベスト3をわかりやすくお伝えしていきます。難しい話じゃなく、『これを知って日々の生活で少しだけ意識した生活を送ると、肌がいつもよりちょっと調子がいいかも!』そんな内容をお届けします。最後には、じゃあ実際にどうしたらいいのか、“食べる時のポイント”や“代わりにおすすめしたい食材”も紹介しますので、ぜひ最後まで、リラックスしながら見ていってください。それでは、さっそくいきましょう。

第3位はアルコール

冬って、忘年会や新年会、それから家飲みなんかも増えて、つい飲み過ぎちゃう時期なんですよね。まわりも飲んでいるから“ちょっと一杯”が、気づいたら二杯、三杯…なんて方、多いんじゃないでしょうか。でも実は、アルコールって肌の脱水をグッと進めてしまう代表選手なんです。アルコールが招く肌トラブルについてお話ししますね。まずひとつ目。アルコールには利尿作用があるので、飲めば飲むほど体の水分がどんどん抜けていきます。その結果、肌の中まで水分が足りなくなって、カラッカラに乾燥してしまうんです。さらに、アルコールや刺激で角層の脂質バランスが崩れると、バリアに重要なセラミドが働きにくくなり、乾燥が進みやすくなります。乾燥するとちょっとしたことでヒリヒリしたり、かゆくなったりします。そして、よくある“顔の赤み”。これは、アルコールが代謝される時に出てくるアセトアルデヒドという物質が、血管をグッと広げてしまうからなんですね。酒さ、いわゆる赤ら顔のタイプの方は特に気をつけてほしいポイントです。冬ってただでさえ湿度が低くて、肌はピンチの状態なんです。低湿度環境では、数時間で角層水分が2割以上下がるという報告もあります。そこにお酒が入ると、もう乾燥に拍車がかかってしまいます。とはいえ、みなさんお酒大好きですよね。悪いと思っていてもなかなかやめられないこともあると思います。だから“飲むな!”なんて言いません。大切なのは、飲み方です。控えるコツとしては、お酒1杯につきお水も1杯。おつまみは揚げ物じゃなくて、ナッツやチーズ、枝豆などタンパク質を意識してください。そして、飲んだ日はいつも以上にしっかり保湿。できれば寝る前にもコップ一杯の水を飲んでほしいです。寝てる間って意外と脱水が進みますからね。ほんの少し意識するだけで、肌へのダメージはずいぶん変わります。せっかくの楽しいお酒で、あとから後悔するのは嫌じゃないですか。ぜひ、今日から取り入れてみてください。

第2位揚げ物

冬は代謝が落ちますし、寒さで体がぎゅっと縮こまって血流が悪くなりますよね。そうなると、肌のターンオーバー、つまり肌の修復作業が遅くなるんです。その状態で揚げ物を食べ続けると、肌がダメージを処理しきれず、どんどん負担が溜まってしまいます。揚げ物が肌を傷つけるメカニズムを説明します。揚げ物の油は、加熱され続けるとどんどん酸化します。酸化した油は、体内で炎症物質を増やすことが研究でも分かっています。結果、ニキビや吹き出物が悪化しやすいんです。糖と油の組み合わせは、AGEを増やします。聞き慣れない言葉がでてきたと思いますが、以前にだした動画の肌の老化を加速させる食べ物4選!にもでてきましたが、AGEとはAdvanced Glycation Endproducts(アドバンスト・グリケーション・エンドプロダクツ)の略語です。日本語だと終末糖化産物と言われます。これは、糖とタンパク質がむすびついて化学反応をおこし体から排出することが難しい物質のことです。まあ、簡単に言うと劣化したタンパク質のなれの果てです。このAGEは、コラーゲンを硬くしてしまうのでシワ、くすみ、たるみの原因になります。 酸化した油は血管にも悪影響があります。血流が悪くなり、冬の冷え性をより強めてしまいます。 冷えるとターンオーバーがさらに低下、悪循環…というわけです。つまり、“炎症”+“糖化”+“血流悪化”この3つの悪い作用が、揚げ物には全部入っているんですね。こうして見ると、冬に揚げ物が増えがちなのって…ちょっと怖いですよね。特に、コンビニのフライや、揚げたてではない外食、どれだけ油が使い回されているか分からないものは、酸化がかなり進んでいる可能性があります。しかも冬は乾燥で、ただでさえバリア機能が落ちている状態です。そこに揚げ物という追い打ちをかけてしまうと、肌に目に見える変化が起きてしまうのも納得ですよね。揚げ物を控えるコツを話します。・“毎日”食べているなら、まずは“週1~2回”に回数を減らしてみましょう・唐揚げよりは蒸し鶏、フライより焼き魚をチョイス・揚げるなら、家で新しい油を少量で・揚げ物を食べた日は、保湿+ビタミンCやビタミンEの摂取を意識する。僕も揚げ物を無性に食べたい時があるので、『絶対ダメ!』なんてことは言いません。でも冬は肌がとてもデリケートなので、ちょっとバランスを意識してあげるだけで、本当に肌が変わってきます。

第1位は甘くて冷たいジュース

冬になると、ついつい甘い飲み物が欲しくなるんですよね。コーヒーのついでに甘いラテを…とか、仕事帰りにコンビニで“ご褒美ドリンク”を買っちゃうとか。その気持ち、すごくわかります。でも、冬の肌にとっては最悪の組み合わせが“甘い+冷たい”なんです。冬に甘いジュースが肌に悪い理由を話しますね。① 血糖値が急上昇して炎症を起こします。糖をとりすぎると血糖値が急激に上がります。すると体はインスリンを大量に出してコントロールするんですが…その過程で炎症物質が増えてしまいます。 実際に、血糖値の乱高下がニキビの悪化の原因になるという報告もあります。② AGEが増える。糖とタンパク質が結びつくと、先程言った皮膚を老けさせる物質AGEが増加します。AGEはコラーゲンを硬くしてしまって、シワ、たるみ、くすみの原因になります。③ 冷たい飲み物で血流が悪くなる。冷えで血管がキュッと縮むと、・血流が悪くなり栄養が肌に届きにくくなるり、ターンオーバーがさらに遅くなります。そのため 肌の修復が遅れてしまうんです。つまり炎症+糖化+血行不良。揚げ物と似ていますが、甘い飲み物は・吸収スピードが早い・量が多くなりがちと、さらに悪影響が出やすいのが特徴です。注意してほしい飲み物は・炭酸飲料・フラペチーノ系・甘いカフェラテ・果汁入り飲料です。ここが落とし穴ですが、果汁入り飲料は意外と糖分多いです。これから控えるコツも話します。冷たいものを常温または温かい飲み物へ変更する。白湯(さゆ)、ほうじ茶などがおすすめです。・飲むなら“食後に少量”にすることで血糖値スパイクが起きにくくなる・果物で甘みをとる。特にみかん・りんごは冬の肌にとても良いです。みかんはビタミンCが豊富で、コラーゲン合成を助けて乾燥小ジワ対策になりますし、抗酸化成分が紫外線・炎症ストレスを抑えます。りんごは食物繊維が腸内環境と血糖の乱高下を整え、ポリフェノールがくすみを防ぎます。水分とカリウムでむくみもケアできます。私は毎朝、夏はヨーグルトにゴールデンキューイをいれて食べていますが、冬はりんごをいれて食べています。私も風呂上がりにコーラなどの甘い飲み物を飲みたくなる時があるので、皆さんにまったく飲まないで、と言うことはできないのですが、ただ、冬だけでもちょっと選び方を意識してあげるだけで肌の調子がかわっていきます“甘いものをやめる”じゃなくて“甘いものと上手に付き合う”。これが冬の肌を守る鍵です。

まとめ

では、今日お伝えした内容をもう一度まとめます。冬に控えたい食材ベスト3①甘くて冷たいジュース揚げ物アルコールの飲みすぎでしたね。この3つに共通しているのは、“乾燥” “炎症” “血行不良”という、冬の肌トラブルを一気に悪化させる3大因子なんです。特に冬は、ただでさえ肌のバリア機能が落ちていて、肌がちょっとした刺激ですぐ不機嫌になりやすい時期なので、内側からのダメージを少し抑えるだけでも、肌の調子が本当に変わってきます。今日お伝えしたことは、『もう一生その食べ物は禁止!』って話ではありません。そうじゃなくて、冬だけでも少し意識してみてくださいということなんです。肌は、毎日食べているものでできています。冬こそ、体の内側からも肌を守ってあげることで、かゆみや粉ふき、ニキビなどのトラブルがぐっと軽くなる方が本当に多いです。冬の乾燥に負けないように、一緒に健やかな肌を育てていきましょう。最後までご視聴いただき、本当にありがとうございました。

院長
生垣 英之
診療内容
一般皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科
TEL
0280-31-1217
※自由診療予約はweb予約をご利用ください
住所
〒306-0003
茨城県古河市緑町54-33
最寄駅
JR宇都宮線古河駅

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★:土曜日午後は、14:00~17:30(完全予約制)の手術、レーザー治療、保険診療
※受付開始は、診療開始30分前(平日は9:00から、土曜日は8:30からです。)
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