【介護脱毛にも】男性VIO脱毛のリアル|蒸れ・ニオイ、解決できます。男性VIO脱毛の効果と注意点【皮膚科医がやさしく解説】
こんにちは。茨城県古河市で皮膚科美容皮膚科を開業しています医師の生垣英之です。今日はちょっと気になるけど、なかなか人には聞けないテーマ「男性VIO脱毛」についてお話ししていきます。「VIOってそもそも何のこと?」「やってる男性なんて本当にいるの?」「めちゃくちゃ痛いんじゃないの?」…こんなふうに疑問や不安を感じている方、意外と多いんじゃないでしょうか。診察室でも「先生、こんなこと聞いていいのかな…」と小声で切り出される方も少なくありません。でも安心してください。実は最近では、男性でもVIO脱毛を希望される方は本当に増えていて、もう全然珍しいことじゃなくなってきているんです。
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昔は「脱毛=女性のもの」というイメージが強かったと思います。でも今は時代が変わってきています。清潔感や快適さを求めてVIO脱毛を考える男性がどんどん増えていて、20代の若い世代から50代以上の方まで幅広く相談に来られるんですね。実際、患者さんの多くが「もっと早くやればよかった」とおっしゃいます。それくらい、生活の質や日常の快適さに直結するものなんです。もちろん「恥ずかしい」とか「本当に自分がやってもいいのかな」と思うのは自然な気持ちです。僕も最初に相談されたときは「なるほど、確かにこれは人には聞きにくいよな」と感じました。でも、こういう悩みこそ、専門の医師に相談してもらったほうが安心ですし、正しい情報を持って決断できると思います。今日はそんな「ちょっと気になるけど聞きにくいVIO脱毛について」について、メリットや注意点、実際の施術の流れまで、できるだけ分かりやすく、ざっくばらんに解説していきます。ぜひ最後まで聞いて、気持ちをラクにしてもらえたら嬉しいです。
1.男性VIO脱毛とは?
まず「VIO」って何かというと、下半身のデリケートゾーンをまとめて呼ぶ言葉です。具体的にはこの3つに分けられます。Vライン:いわゆるビキニライン。お腹から太ももの付け根にかけての部分で、毛が下着や水着からはみ出しやすいところですね。Iライン:陰茎や陰嚢まわり。汗や蒸れが気になりやすい部分で、清潔感の面でも相談が多い場所です。Oライン:肛門まわり。自分では見えにくい場所ですが、排泄や衛生の点から気にされる方が少なくありません。この3つをまとめて「VIO」と呼んでいます。もともとは女性が美容目的で受けることが多かった脱毛ですが、ここ数年で男性の需要がぐんと増えてきました。清潔にしたい、ムレを軽くしたい、スポーツやジムで快適に過ごしたい、将来の介護を考えて…と理由はさまざまです。昔のように「脱毛は女性だけ」という時代はもう終わっていて、今では男性でもごく普通に選択されるケアのひとつになってきているんですね。
2.どんな人が受けているの?
実際にVIO脱毛を受けに来られる方って、どんな人が多いのか気になりますよね。「自分なんか場違いじゃないかな…」って不安に思っている方もいらっしゃいますが、これが意外と本当に幅広い層の方がされています。まず若い世代、20代くらいの方は「見た目を整えたい」とか「スポーツをするときに清潔にしたい」という理由が多いです。30代〜40代の方になると、理由はもっと生活に直結しています。「汗をかいたときに蒸れるのがイヤ」「においが気になる」「かゆみを減らしたい」など、毎日の快適さを求めて始められる方が多いですね。特にデスクワークや運転の時間が長い人からは「蒸れやすいのでラクになりたい」という相談が多いです。そして50代以上になると、「将来の介護を見据えて」という理由がぐっと増えてきます。いわゆる“介護脱毛”ですね。「自分が介護される立場になったとき、少しでも迷惑をかけたくないから、今のうちに準備しておきたい」という前向きな考えで来られる方が多いんです。こうして見ると、どの世代にもそれぞれの理由があって、決して特殊な人だけがやっているわけではありません。「あ、自分だけじゃないんだ」と知ることで、少し気がラクになるんじゃないかなと思います。
3.メリット
では、実際に男性がVIO脱毛を受けると、どんなメリットがあるのか。これは本当にたくさんあるんですが、代表的なものをいくつか紹介しますね。まずは 清潔感がぐっと増す ということ。毛があるとどうしても汗で蒸れやすく、においの原因になったり、不快感を招いたりします。特に夏場や運動をする人は実感しやすいポイントです。毛を減らすだけで通気性がよくなって、肌もサラッと快適になります。「下着の中のムワッとした感じがなくなった」という声は本当によく聞きます。次に かゆみの軽減。汗をかいたとき、毛があるとそこに湿気がこもりやすいので、かゆみが出たり肌トラブルにつながったりします。特に長時間座りっぱなしのデスクワークやドライブが多い人からは「かゆみを感じる事が減った。」と言われます。そして近年注目されているのが先程も話しましたが、 介護脱毛としてのメリット です。
将来、自分が介護される立場になったとき、毛が少ないほうが排泄後の清拭がスムーズで、介護する側の負担も軽くなるし、自分も恥ずかしさや不快感が少なくて済みます。「今のうちに準備しておくと安心だ」と考えて始める方がどんどん増えています。さらに意外と大きいのが パートナーからの好印象。「実は清潔にしてくれていると嬉しい」という女性の声、少なくないんです。VIO脱毛をしたことで「パートナーに褒められた」とか「気を遣ってくれてるんだねって言われた」とお話しされる方もいます。自分だけでなく相手にとってもプラスになるのは大きなメリットですよね。こうして見ると、男性VIO脱毛は「美容のため」というよりも、「日常を快適にする」「将来に備える」という実用的な意味合いが強いんです。だからこそ、年代を問わず選ばれる方が増えているんだと思います。
4.デメリット・注意点
もちろんメリットばかりではありません。デメリットとしては、まずは脱毛時の痛みが上げられます。冷やしながらやりますが、それでも痛みを感じる方が多いです。痛みについては後で詳しく話します。他は、脱毛時の恥ずかしさ。デリケートな部位ですから、最初は抵抗を感じる人も多いです。それから費用と回数。VIOは毛が濃い人が多いので、効果を実感するまでに複数回の施術が必要です。
5.脱毛方法の種類
次に、どんな脱毛方法があるのか。大きく分けて「エステ脱毛」と「医療脱毛」があります。エステ脱毛:出力が弱めの光を使うので、痛みは少ないけど効果も一時的。毛が細くなる程度で、また生えてきます。医療レーザー脱毛:医師の管理のもと、高出力レーザーを使います。永久脱毛効果が期待できるのはこちらです。VIOのように毛が濃くてしぶとい部位は、医療脱毛の方が向いています。
6.痛み・施術時の流れ。
先程、デメリットの所でも話しましたが、一番気になるポイントは、やっぱり「痛み」じゃないでしょうか。正直に言うと、VIOは皮膚が薄くて敏感な部分なので、他の部位に比べると痛みを感じやすいです。特にIの部分は痛みが強いです。照射したときに「輪ゴムでパチンと弾かれるような刺激がある」と例える方が多いですね。ただ、ずっと痛みが続くわけではなく、冷やしながら行うので、照射の一瞬だけびりッとする感じですので「思ったより耐えられる」と感じる方も少なくありません。施術自体は意外と短く、30分程度で終わります。体勢も「仰向け」「うつ伏せ」といった姿勢を使い分けて、その都度スタッフが声をかけながら照射していきます。実際に受けた患者さんからも「思ったより大丈夫でした」「恥ずかしさは最初だけだった」という感想をよくいただきます。
8. まとめ
男性VIO脱毛について、今日は話ししました。最初は「恥ずかしいな」と思うかもしれませんが、実際に施術を受けた方は「もっと早くやればよかった」とおっしゃる方がほとんどです。清潔感・快適さ・将来への備え、どれも大きなメリットです。そして何より、安全にしっかりと効果を出すには、皮膚科クリニックで医師の管理のもと行うことが大切です。気になっている方は、まずは気軽に相談にいらしてください。とここまで話しましたが、現在自分自身、VIO脱毛に挑戦中です。やった感想としては、VとOはあまり痛くありませんでしたが、Iの部分がかなり痛かったですね…。ただ、やはりものすごくおすすめで、陰部の蒸れた感じがなくなってきました。あとは、陰部の毛が床に落ちているのはとても不快ですよね。それがなくなったし、現在50歳ですが、介護の事を考える歳になりましたので、周りの人の事を考えるとやって良かったと思います。以前ひげ脱毛ブログでも話しましたが、白髪には効果ないので、早めに脱毛したほうがいいです。是非、私と頑張っていきましょう!!












