しもやけ(凍瘡)増加中
[2021.02.01]
最近、しもやけ(凍瘡)で受診される患者様が多いです。
手や足や耳が赤くや紫色に複数か所腫れてくる場合は、しもやけ(凍瘡)の可能性があります。
最低気温が5℃前後で、昼夜の温度差が大きい時期に発症しやすいといわれています。
ただし、全員がなるわけではありません。
今年は、久しぶりになったという方もいらっしゃる位寒暖差が激しいため受診される患者様が多いです。
症状が強い方は、是非受診をおすすめいたします。
また、5月以降続く場合は、膠原病などの他の病気の可能性があります。
その際は、血液検査や皮膚生検の必要がありますので必ず受診してください。
この記事を執筆した人
生垣英之
信州大学皮膚科 入局
佐久総合病院皮膚科
信州大学皮膚科
長野赤十字病院皮膚科(科長)
大宮皮膚科クリニック院長
こだま皮膚科院長
古河いけがき皮膚科 開院
皮膚科診療歴20年以上。年間3万人以上の診察を行い地域医療に貢献。YouTubeでは皮膚科疾患について詳しく解説をしています。