足うらのホクロはガンですか?
[2022.01.17]
良く聞かれる質問の一つに、「足うらのホクロはガンですか?」という質問があります。
特に、テレビで取り上げられると来院される方が増えます。
足うらを診察する際によく使う医療器具が、ダーモスコピーです。
虫めがねの高性能バージョンと思ってもらえるとイメージしやすいです。
足のうらの皮膚の断面は、でこぼこ(凸凹)しています。これが指紋になっていますが、断面の上の部分が皮丘、下の部分を皮溝と言います。
皮丘部分に色が濃い場合は注意が必要になります。もちろん、それだけでは悪性とは断定出来ません。
全体的な大きさや色ムラなどで総合的に判断します。難しい場合は、手術で皮膚をとり検査をいたします。
ほとんどの方が良性の事が多いですが心配であれば、受診をおすすめいたします。
この記事を執筆した人

生垣英之
信州大学皮膚科 入局
佐久総合病院皮膚科
信州大学皮膚科
長野赤十字病院皮膚科(科長)
大宮皮膚科クリニック院長
こだま皮膚科院長
古河いけがき皮膚科 開院
皮膚科診療歴20年以上。年間3万人以上の診察を行い地域医療に貢献。YouTubeでは皮膚科疾患について詳しく解説をしています。
- 院長
- 生垣 英之
- 診療内容
- 一般皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科
- TEL
- 0280-31-1217
※自由診療予約はweb予約をご利用ください - 住所
- 〒306-0003
茨城県古河市緑町54-33 - 最寄駅
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