ついやってしまいがち皮膚科医が教える秋冬春の乾燥時期の老け見え習慣トップ7
茨城県古河市で皮膚科美容皮膚科を開業しています、生垣英之です。実はですね…冬などの乾燥時期って、肌が老けて見えやすい季節なんです。冬から春にかけての「乾燥かな?」と思う方も多いと思います。もちろんそれも大きいんですが、実はもっと深い理由があります。乾燥時期は気温も湿度も下がって、血行も悪くなりやすい。その結果、肌の回復が遅くなる=老け見えしやすいんです。今日は皮膚科医の立場から、やりがちな乾燥時期の老け見え習慣トップ7をランキング形式でわかりやすく解説していきます。「やば…全部当てはまってる…」なんて方も大丈夫です。今日気づけたことが、もう改善の第一歩です。では早速いきましょう!まずは第7位から!
以下の内容はこちらのYouTubeでもお話ししています。よろしければごらんください。
■第7位:リップ・ハンドクリーム未使用
乾燥時期になると、まずカサつきが気になる場所って、唇と手じゃないですか?実はこの2つ、ほとんど皮脂を自分で作れない部位なんです。つまり、自力でうるおいを守れない弱点エリアなんです。だからこそ、縦ジワがスッと深く出てしまう唇、シワっぽく老けて見える手こういう“年齢サイン”が一番出やすい場所なんです。しかも最近はマスク生活が長かった影響で、「どうせ見えないし…」とリップケアをサボる方、本当に多いです。診察室でもよく「気づいたらリップ全然塗ってなかった…」という声を聞きます。でも、唇がひび割れると痛いし、食事や会話にも影響しますよね。手もガサガサだと、人から見られたときに“疲れてそう”“生活感がすごい”という印象につながりやすいです。
人の視線って意外と手元にいくものです。でもご安心ください。対策はすごくシンプルです。外出前と寝る前に保湿する。たったそれだけで、潤い方が本当に変わります。できれば、・手は水仕事後にもサッと・唇は常に薄く重ねる。これを習慣にすると、冬でも「若々しい印象」をキープできます。実際、診察の時も処方したプロペトやヒルドイドは回数多めに塗ってください。とよく話しています。
■第6位:加湿をサボる
乾燥時期の室内、湿度が30%以下になることって珍しくありません。実はこれ、肌にとってはかなり過酷な環境なんです。角層からどんどん水分が抜けてしまい、小ジワや粉ふきが一気に悪化する原因になります。特に、・目の下のちりめんジワ・口元のパサつきは乾燥がダイレクトに出ます。朝鏡を見て「あれ…なんか老けた?」と感じるのは、前日の湿度が関係していることも多いんです。さらに乾燥すると、メイクのりも最悪になりますよね。
ファンデーションがひび割れたり、毛穴が目立ったり…。「なんか今日、調子悪いな~」っていう日、実はただ湿度が足りてないだけのこともあります。とはいえ、加湿器の水交換って、ちょっと面倒だったりしますよね。わかります。僕もよく忘れます(笑)でも、寝室に1台あるだけで肌の乾燥はグッと改善します。さらに効果を上げるなら、寝る前の保湿+仕上げにワセリンでフタこのひと手間が、翌朝の肌を守ってくれます。「暖房入れたら、加湿もセット」これを習慣にすると、冬でもふっくらとしたハリをキープできますよ。
■第5位:ゴシゴシ洗顔・摩擦スキンケア
乾燥時期の肌は、乾燥でバリア機能が弱っている状態です。そこへ“ゴシゴシ刺激”が加わると、もう肌は悲鳴を上げてしまいます…。例えば、・洗顔で指が肌に直接触れるくらいゴシゴシする。・タオルでゴシゴシ水分を拭き取る・スキンケアの塗り込みも力強め…心当たりありませんか?摩擦は乾燥を悪化させるだけじゃなく、炎症を起こして色素沈着の原因になることがあります。つまり、せっかくスキンケアしているのに、“老け見え”を自分で進めてしまっている可能性があるんです。診察室でも「丁寧に洗っているつもりなんですけど…」という方、本当に多いです。
その“丁寧”が実は“強すぎる”ことが多いんです。洗顔は、泡をモコモコにして肌に乗せるだけで汚れは取れます。こすらないことが大事です。タオルも押し当てて水分を移すイメージでOKです。スキンケアも、クリームを手のひら全体でそっと押し当ててください。皮膚を動かさないことが鉄則です。「触りすぎない」が最強ケアです。今日からぜひ意識してみてくださいね。
■第4位:糖質・脂質に偏った食事
寒い時期って、どうしても甘いものやこってり系を欲しちゃいますよね。イベントも多い時期です。気づけば「ご褒美」が連続しているなんてこともよくあります。でも、ここで注意したいのが AGEです。AGEとはAdvanced Glycation Endproducts(アドバンスト・グリケーション・エンドプロダクツ)の略語です。日本語だと終末糖化産物と言われます。これは、糖とタンパク質がむすびついて化学反応をおこし体から排出することが難しい物質です。
まあ、簡単に言うと劣化したタンパク質のなれの果てです。これが肌に蓄積すると…・肌のハリを支えるコラーゲンが固くなる・ほうれい線が深くなる・肌全体が黄ぐすみする・くすんで疲れた印象になるまさに 「老け見えの元凶」 といえる存在なんです。患者さんにも「なんか最近、顔色悪いって言われて…」という相談がありますが、生活を聞くと甘い飲み物+揚げ物+お菓子がしっかりセットになっていることが多いです。とはいえ、「今日から甘いもの禁止!」はストレスですよね。私も甘い物が大好きなんで、無理です。続かないケアは意味がありません。大事なのは “バランス”です。★おすすめの冬の食べ方としては、・たんぱく質を毎食しっかりとる。・野菜を先に食べて血糖値の急上昇を防ぐ・間食するならナッツやヨーグルトに置き換える。これらのちょっとした工夫で、肌の差がハッキリ出てきます。「美味しいものは楽しみつつ、老け見えは予防」これがベストな乾燥時期の過ごし方です。
■第3位:冷たい飲み物・アイスで体を冷やす
寒い時期でもアイスや冷たい飲み物って美味しいですよね。暖かい部屋で食べるアイス…最高です。僕もついつい手が伸びてしまいます。ただ、ここに落とし穴があります。体温が下がると血流が悪くなるんです。血流が悪くなると、肌へ栄養と酸素が届きにくくなり・肌の修復が遅れる・乾燥が進む・むくみが取れにくい・くすんで疲れた印象になるという「老け見えスパイラル」へおちいってしまいます。体温が低い状態が続くと代謝が落ちやすく、個人差はありますが、目安として1℃の差で代謝が10%前後変わるともいわれます。
冬に太りやすくなるのも、これが原因の一つです。患者さんからも「顔色が暗く見える」「なんかむくみが抜けない」と相談を受けることが多いのですが、話を聞くと“冷え習慣”があることが多いです。対策は◎温かい飲み物を増やす◎お風呂にゆっくり浸かって体の芯を温める◎首元を冷やさない。特に「首」がめちゃくちゃ重要で、首には太い血管が集まっているため、ここを温めるだけで一気に全身が温まります。そう考えるとマフラーはすごく良いです。冬は“温活”が肌の若さを守る近道です。アイスはたまのご褒美にしましょう。
■第2位:熱いシャワーでの洗顔・入浴
寒い時期って、ついついお湯を熱めにしたくなりますよね。「熱々のお風呂で一気に温まりたい!」この気持ち、めちゃくちゃわかります。僕もつい温度を上げてしまいそうになります。でも、ここに大きな落とし穴があります。熱いお湯は、皮脂や角層の脂質を落としやすく、バリア機能を弱らせて乾燥を悪化させます。乾燥が悪化すると…・かゆみが出やすい・粉ふきや赤みが悪化・乾燥ジワが深く見える・敏感肌が進行と、冬の“老け見え”を一気に加速させてしまいます。「洗顔はシャワーついでにジャーっと」これもよく聞きますが、注意です。目の周囲の皮膚は体より薄いので、ダメージを受けやすいんですね。おすすめは、・お湯は 36〜38℃のぬるま湯・時間は 10〜15分・顔はシャワーを直接当てないこの3つを気をつけてください。さらに、入浴後はタオルでこすらず、5分以内に保湿が鉄則です。湯上がりの肌は水分が蒸発しやすいので、保湿のタイミングで結果が変わります。「熱いお湯は気持ちいいけど、肌には刺激」この言葉、ぜひ覚えておいてくださいね。
■第1位:冬だからといって、日焼け止めをしない
「冬は紫外線弱いし、まぁいいか…」こんなふうに思ってしまう方、多いと思います。実はこれ、寒い乾燥時期に最もやりがちな老け見え習慣なんです。紫外線にはUVBとUVAがありますが、冬でもしっかり降り注いでいるのが UVAです。しかもこのUVA、・ガラスを通り抜ける・曇りの日でも届く・肌の奥まで侵入するという、とても厄介な特徴があります。肌の奥にはコラーゲンやエラスチン、肌のハリや弾力を守る大切な成分があるのですが、UVAはこれらをじわじわと破壊してしまいます。その結果…・ほうれい線が深くなる・フェイスラインが下がる。要するに皆さんが嫌いなたるみです。・毛穴が目立ってくる・シミの元まで増やすといった“老け顔四天王”が一気に勢揃いします。「夏に焼けてないから大丈夫」これは完全に罠なんですね。特に冬は、外出時間が少なくなる日焼け止めをサボりやすい。だからこそ、ダメージが蓄積しやすい時期なんです。対策はとてもシンプルです。毎朝、顔と首に日焼け止めを塗る。下地兼用タイプでもOKです。手の甲まで塗れるとさらに若見えが長持ちします。今日からの「小さな習慣」が、数年後の「大きな差」につながります。
◆まとめ
どうだったでしょうか?ついやってしまっていた習慣もあるんじゃないですか?冬は肌がダメージを受けやすいのに、実は対策をサボりがちな季節です。今日の7つ、どれか一つでもいいのでできることから始めてみてくださいね。お肌に不安やお悩みがあれば遠慮なく皮膚科に相談してください。
乾燥肌について詳しくはこちら(https://ikegaki-hifuka.com/%e4%b9%be%e7%87%a5)
- 院長
- 生垣 英之
- 診療内容
- 一般皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科
- TEL
- 0280-31-1217
※自由診療予約はweb予約をご利用ください - 住所
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茨城県古河市緑町54-33 - 最寄駅
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